北海道に所在する大学の弱みは、他大との交流の少なさ。
本州とは海で隔てられた土地である北海道は、どうしても内向きになりがちです。
道内にもいくつか大学はありますが、東京と比べると段違いで少ない。
しかもお互いの大学同士の距離は、本州で考えると隣県レベルの遠さ。
しかし、北海道大学には本州や世界各地の大学から人が訪れます。
現在、全学で実施されているSUMMER INSTITUTEにも、世界中の学生や教授が集まって授業が展開されているのです。
その一環として、一橋大学に所属する留学生がHOPSを訪れました。
最初に本学の池先生からジェンダーについてのレクチャーを受け、後半はHOPS生と一橋の留学生で班に分かれてディスカッションを行いました。
日本や出身国で感じるジェンダーギャップについて、様々な意見があったのが印象的です。
彼らはただの留学生でなく、帰国後はその国のリーダーとなることを期待されている人材であるそう。
そんな学生たちと、東京にいなくても交流できる点も、HOPSの魅力の一つです。
文責:14期 和泉優大