北海道大学公共政策大学院 学生ブログ

北海道大学公共政策大学院(HOPS)の院生が運営するブログ

HOPSキーワード4 北海道発の公共政策

4つ目は「北海道発の公共政策」です.

 

”北海道発の公共政策”

北海道という土地の特性を理解し,地域の実情に適合した公共政策を提案.

地方の自立は,その地域に活力がなければ実現することができません.少子高齢化・過疎化が進む中で産業や雇用を創出し,持続的に成立させるためには,その地域の実状を踏まえた公共政策が重用です.官民の地域に根ざした取組みとの協働を通じて,全国に発信できる,しっかりと地に足のついた政策を考えていきます.

 

北海道大学公共政策大学院 2018-2019大学院案内より引用

 

昨日はグローバル視点について触れましたが,一方で北海道という土地特性を基にしたローカル視点の両立があることがHOPSの特徴です.

カリキュラムにはフィールドワークも多く設定されており,実際に地域に踏み込んだ活動を大切にしています.

 

私が住んでいた本州の地域とは,産業構成や人口構成が大きく異なる自治体が多くあります.二年間北海道で生活し,さまざまな地域に赴いて現状を見ることで,問題意識や可能性をより具体的に捉えることができます.

 

とりあえず,まずはHOPSに来て北海道を感じてください(笑)

 

文責:HOPS14期 下平徹

HOPSキーワード3 グローカルな視点

3つ目は「グローカルな視点」です.

 

グローカルな視点”

ボーダーレス化する国際社会と地域社会を,フレキシブルな視点で考察する.

今日の政策現場では,グローバル化によって生まれている世界共通の課題に対する知見と行動力を持つことが求められる一方,グローバル社会と地域(ローカル)の相互作用をしっかり認識することも重要です.食や環境,エネルギー等,様々な問題の切り口を実地に学び,「グローカル」な視点で解決を図る政策形成・実施能力の獲得を目指します.

 

北海道大学公共政策大学院 2018-2019大学院案内より引用

 

学生の約1/3が留学生で構成されているのもHOPSの特徴です.僕の学部時代はあまりいなかったため,HOPSで日頃から留学生と会話できる環境で,様々な違いを楽しむことができています.また,HOPSから留学プログラムも種々用意されています.

 

講義ではアジアやヨーロッパ,アメリカなどを取り扱うものが多く設けられており,いままで触れなかった新しい見方・考え方を得ることができます.

 

国際系は僕自身は実はあまり興味がなかったテーマなのですが,世界中で最前線実務活動をしている先生から,国際時事問題の裏読みや政治・経済の動きと今後の流れなどを教えていただき,興味を持ち始めました.新しいことに接するチャンスの大事さを感じた次第です.

 

”ローカル”の部分は明日の記事とやや重複しているのでそちらで書きます.

 

文責:HOPS14期 下平徹

大晦日

晦日ですね,実家に帰ってきたものの,とりあえず飲んで食べる程度しかすることが無いのです….

 

とにもかくにも,HOPS生活が充実した1年でした.

われらが日頃愛用している,いらすとやを以て年越しの挨拶です(笑)

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来年も良き年となりますように.

 

文責:HOPS14期 下平徹

HOPSキーワード2 理論と実践の架橋

2つ目は「理論と実践の架橋」です.

 

”理論と実践の架橋”

理論と実践のコラボレーションで,社会が抱える課題を解決する力を養う.

公共政策の研究者等に加え,中央省庁や政府機関など,各界の第一線で活躍されている実務家を教員として迎え入れています.理論と実務との連携を重視し,個別の政策課題の解決に当たって必要な「構想力」と「実現力」の融合を図ることによって,これからの社会に求められる「政策の創造者」となる実務者の養成を目指しています.

 

北海道大学公共政策大学院 2018-2019大学院案内より引用

 

 HOPSの教員は大学教授(研究者)だけではありません.特に中央省庁や政府機関にお勤めされている方(実務家教員)からも講義を受けることができます.

今年度は,厚生労働省環境省総務省から現役官僚の方がHOPSで実務家教員を担当しています.

 

ひとくくりの表現は不適切かもしれませんが,研究者が持つ体系的な理論と実務家が持つ政策への転換,という組み合わせがHOPSの特徴であり,まさに社会で求められている関係を見て学ぶことができます.

 

教授・実務家教員ともにHOPSは非常に質の高い人が集まっています,2年間じっくりここで学ぶことができるのは贅沢でありがたい時間であると感じています.

 

文責:HOPS14期 下平徹

HOPSキーワード1 文と理の融合

HOPSの特徴を示す4つのキーワードがあります.

これらについて簡単ではありますが4回に分けて記事にします.

1つ目は「文と理の融合」です.

 

”文と理の融合”

既存の学問の枠を超えた,新しい知の体系から生まれるもの.

北海道大学公共政策大学院の最大の特徴は,法学研究科・経済学院・工学院による「文理の融合」という理念です.

「公共経営コース」「国際政策コース」「技術政策コース」の3コースを併設し,相互に刺激し合いながら,既存の学問分野やこれまでの専門領域を超えて,公共政策に必要な学問領域を横断的・体系的に学ぶことができます.

 

北海道大学公共政策大学院 2018-2019大学院案内より引用

 

様々な公共政策大学院がある中で僕がHOPSを選んだ理由がここでした.

理系出身の方に対して積極的に間口を広げており,自分も活躍できる場所があると感じました.実際に入学試験も理系向け(工学)区分が用意されており,ありがたい次第です(笑)

学部時代は殆ど触れなかった,法律・経済・経営・政治・思想などを,著名な教授の講義を少人数で受けられるのは,自身の教養の充実に非常に良い時間です.

 

文系の学生は勿論,理系の学生もぜひぜひHOPSを考えてみてください!

 

文責:HOPS14期 下平徹

ミーティングルームの共用パソコン

殆どの学生が実家へ帰省しており,HOPSも人寂しくなりました.

かくいう私も今日地元へ戻り,さっそく名古屋飯を食べてきた次第です.

 

HOPSの共用設備ということで,ミーティングルームにパソコンがあるのですが….

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どうも全体的に調子が悪いです.

左のものはofficeソフトが使えない,右のものはもはやCPUが死んでいるためノートパソコンのモニタとして使っているという現状です….

 

2019年,新しいパソコンほしいですねぇ.このIT社会,やはり最新のパソコンをHOPSにお願いします.

 

文責:HOPS14期 下平徹