日韓合同ゼミ
いま北大は紅葉の真っ盛りを迎えています。
有名なのは「銀杏並木」ですが、その他の場所でも大学構内とは思えないような幻想的な空間が広がっています。
本来であれば先週末に「金葉祭」という銀杏並木をライトアップする催しが開催されるはずだったのですが...
残念ながら、ニュース等で報じられている通り、中止となってしまいました。
「楡陵祭」に並ぶ名物イベントであり、楽しみにしている人も大勢いたでしょうから、残念でなりません。また、「金葉祭」は「楡陵祭」「オータムフェスト」「ミュンヘンクリスマス市」に並ぶデートの定番スポットでもあるため、片思い中の北大生にとって、機会喪失の損害は甚大でしょう...
何より、企画・準備等をされていた実行委員の方々が気の毒でなりません...
さて、そろそろ本題に入ります。
10月25日(金)に池先生の「国際政策特論Ⅰ」の講義の一貫で、韓国の国民大学の皆様と合同でゼミを開催しました。
「国際政策特論Ⅰ」は主に東アジア地域の国際関係、とりわけ分断国家や主権の問題、人口問題、多様性などのテーマに焦点を当てて、東アジアが直面する政治的、社会的、経済的変化の現状や課題を分析し、どう対応するか模索する内容の講義です。
今回は「日韓関係」をテーマとし、有斐閣アルマから出版されている「戦後日韓関係史」という本をもとに、日韓関係について学生による発表と議論が行われました。
発表の部では、HOPS学生が「戦後日韓関係史」の要約と論点の考察、国民大学の学生さんが修士論文の構想をそれぞれ発表しました。
議論では「戦後日韓関係史」をもとに議論を行いました。
議題はまだ用意してあったのですが時間の関係で残念ながらできませんでした...
しかし、今年からHOPSに新設された、韓国への研修であるセナプログラムでの再会を誓ったので、きっとその時は今後の日韓関係についての熱い議論が行われると思います。
さてさて、今回の日韓合同ゼミでの発表、議論を通して如何に自分の歴史認識が甘かったかと痛感します...
しかし、「歴史認識のあまさ」というのは、日韓双方の高等教育までにおいて、ほんの少ししか取り上げられないことに由来するなど教育の構造的な問題でもあり、そこも議論の論点となっていました。
僕は難しいことはわかりませんが、互いを理解せずに互いを批判しあうのはよくないですね。これは日韓関係だけにいえる事ではないですが...
時間の関係で、込み入った内容まで議論をすることはできませんでしたが、直接議論をすることで、少なくとも相互理解が進んだと思いますし、HOPS生にとっても、国民大学の学生さんにとっても貴重な機会になったと思います。
この場を借りて、今回の合同ゼミを開催してくださった池先生と国民大学さんに感謝いたします。ありがとうございました!
僕は中学の頃からK-popとかが好きで、思い出したかのように最近になって動画を視聴しまくっている「KARA」の解散の裏などにも日韓関係のもつれがあったとかなかったとかで...
そう考えるとソフトパワーにも限界があるのかなと考えてしまいます...
いずれにせよ、僕はKARAもソンフンミンもキムボギョンもキムジンヒョンもサムギョプサルも好きで、当然韓国も大好きですので今後の日韓関係が明るくなっていくことを切に望みます。
この間の明治安田生命J1リーグ第29節もキムジンヒョンの活躍なくしてはセレッソ大阪の勝利はありませんでした。
(筆者は札幌在住ですがセレッソ大阪サポーターでございます)
*コンサドーレは二番目に応援してます。
さて、話がそれてしまいましたが、元KARAのク・ハラさんが日本を拠点に活動をしていくみたいなので皆さま是非応援しましょう。彼女は東日本大震災の際に当時の年収の約半額と言われる1億ウォンを寄付してくれた優しい女性です。
いろいろ騒動はありましたが、今後の活躍が楽しみです。
後半大変まとまりがなくなってしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。それでは!
HOPS15期河内慶太