北海道大学公共政策大学院 学生ブログ

北海道大学公共政策大学院(HOPS)の院生が運営するブログ

【入試情報】HOPS入試・行政区分

GWやることないので,とりあえず部屋の掃除と電球を取り換えました.

部屋が明るくなるってステキですね♡

 

行政区分では「行政法」と「政治学行政学を含む)」の2つから出題されます.

行政法は先日の法律区分のものと同様の問題です)

 

ということで,政治学を見てみましょう.

※平成30年度一般選考入試問題 行政区分:政治学行政学を含む)

f:id:hokudai_HOPS:20190429223813j:plainは?全く分からないんだよなぁ….

 

しかし,知らないこともここで新たに知るチャンス.

ということで一寸調べてみました(間違ってたらごめん)

 

・有効議会政党数

実際の政党数とは異なる.得票数または議席数の2乗の和の逆数で求め,有力な政党数を示す指標となる.

f:id:hokudai_HOPS:20190429201620j:plain

 

例えばA~D党の4党が実際に存在して,それぞれの得票率が….

A党(25%),B党(25%),C党(25%),D党(25%)だった場合.

f:id:hokudai_HOPS:20190429202213j:plain

こんな感じで,実際の政党数4と有効議会政党数が一致します.

 

かたや得票率が….

 A党(60%),B党(20%),C党(10%),D党(10%)だった場合.

 

f:id:hokudai_HOPS:20190429202911j:plain

とななり,実質2.38の政党数が適切じゃない?と導かれるそうです.

 

二問目のEvidence-Based-Policy-Makingに関しては,もう調べるのもやめた(笑)

まぁたぶん,統計とか使って科学的に議論しましょう,ってことだと思います

↑つまり全くわかってない,皆さん各自で調べましょう♡

 

HOPS公式による出題範囲は↓のようになっています.

 

行政法

行政立法,行政行為(行政裁量を含む),行政指導,行政手続,行政訴訟,国家賠償

 

政治学行政学を含む)

デモクラシー,政治制度,政治過程(特に政策の形成とその担い手),現代政治思想(主として1920世紀),行政制度(内閣制度,公務員制度,財政制度など),行政組織(官僚制,組織理論),政策理論(政策過程,政策選択,政策評価など),地方自治

 

また,行政区分の注意として以下があります.

➀:行政学地方自治論を含む

➁:書き込みの無い「ポケット六法(有斐閣)」「デイリー六法(三省堂)」の持ち込みを認める.なお,上記以外の六法は,使用不可とする.

 

この辺覚えるのは範囲も広くて無理なので,理系諸は行政区分で受験するのはやめましょう.行政学政治学を履修していて「こんなものは常識だ!」という方はこの入試で無双しましょう.また,HOPSの入試では知識に加えて,しっかりと”論述”ができるかが問われています.

 

公式HPで過去問を公開していますので,数年分見て傾向を掴んでみてください.

www.hops.hokudai.ac.jp

 

文責:HOPS14期 下平徹