HOPSでは通常の大学院2年履修に加え,1年修了・長期履修制度が,主に社会人学生を対象に設けられています.
1年修了・長期履修制度
リカレント教育の充実を目指し,出願時に公共政策関連での実務経験を有する社会人等に1年修了の可能性を開いています.ただし,通常の履修条件をベースに,出願時に1万字のレポートを提出,1年前期に「政策評価論」を履修,実務経験を基礎にしたリサーチペーパーを提出するなどの条件を満たすことが必要です.
また,職業を有している等の事情で,通常の学生よりも単位習得のための学修時間が制限され,標準修業年限(2年)を超えて在学しなければ課程をを修了できないと考える方のために,長期履修制度も用意しています.申請に基づき,教授会が審査・許可した上で,一定の期間(4年以内)にわたり在学し,計画的に履修して修了することになります.
本大学院の講義・演習は,平日昼間の開講を基本としていますが,一部の科目については土曜日や夏・冬の集中講義で行われるものもあります.ただし,平日の昼間に行われる開講科目をすべて除いて履修し,修了することは困難であるため,現職の社会人学生も有給休暇などの活用により,昼間の講義などを受ける必要があります.
北海道大学公共政策大学院 2018-2019大学院案内より引用
社会人学生の約半分は,長期履修制度(3,4年)を使っています.
そのため,大学には週1,2日来るというかたちで,僕ら学生組とはエンカウント率が低くなっています.
現職で同時進行は確かに難しいと思いますが,そういった点でもHOPSは制度面のアシストがあります.
一方,同期で1年履修をしている社会人学生が一人だけいますが.
そろそろ卒業を控え,リサーチペーパーが激忙モードとなっています(笑)
通常の単位履修条件(42単位:内リサーチペーパー8単位)を1年で終えなければならないため,かなりハードだと思います.これを平然と(?)こなしている北海道庁職員はスゴイ!
また,最後にも書いてありましたが,HOPSの講義は基本的に平日昼間で1セメスターで15回となっています.
1限:08:45~10:15
2限:10:30~12:00
3限:13:00~14:30
4限:14:45~16:15
5限:16:30~18:00
6限:18:15~19:45(←6限の講義は少ししかない)
長期履修では合間を見つけて少しづつ大学に来ることになります.
大変だとは思いますが,多くの社会人学生がHOPSで学んでいます.
HOPSが多くの方に関心を持っていただければと思います!
文責:HOPS14期 下平徹