こんばんは。いつもは下平君にブログを任せっきりですが、今回は新キャラの和泉が担当します。下平君の席の隣でいつも一緒に勉強をしたり、遊んでもらったりしています。
今年度、北大の法学部からHOPSへ進学しました。地方における教育、あとは学部時代から勉強していた国際政治や安全保障に興味があります。
趣味はドライブと飲み屋巡り、そしてサッカー観戦です。
一応、HOPSの院生協議会という学生の組織の幹事長をしております。
↓こんな奴です。
さて、今回の記事は大学院の授業ではなく、課外活動である「学生団体HALCC」について取り上げます。
HALCCは学生の自由な発想で地方創生に取り組むことをモットーに活動する学生団体です。
道東にある人口5千人程度の町である津別町で政策提言や、津別高校と協力した企画の実施などを行なっています。
津別町はもちろんHOPSからのサポートもあり、今年で3期目を迎えました。
HALCCが始まったのは3年前のこと。
HOPSのある2人の学生が津別町で行われた政策コンテストで優勝したことが全ての始まりでした。
政策コンペで優勝しただけで終わってはもったいない、津別町とのつながりを継続的なものにしたいとの想いから、HOPSや北大の学部生を集めて津別町でフィールドワークを行いました。
観光、特産品、そして教育の3つのテーマごとに調査を行い、津別町に対して政策提言を行いました。
それから時は流れて、今年はHOPSの院生が7人、理系大学院生が1人、学部生が18人という大所帯となりました。
今年は、津別の特産品を高校生が中心となって北大内で販売する企画(北大マルシェ)、北大生と高校生が町の課題と未来について議論を行う企画(若者議会)、首都圏の子供をターゲットにした教育型観光プランの計画(津別留学)の3つの政策提言・企画を行いました。
今年も津別町での視察調査や高校生を対象にしたワークショップの開催など様々な活動をしています。
HALCC最大の特色は、「学生視点」での地方創生という点です。HOPSからの支援などもありますが、授業とは異なり、津別町や津別高校、津別町民とのやり取りや企画などは全て学生で行います。
そのため、授業以上に自由な発想で地方創生に取り組むことができ、今までにはなかったような政策を考えることができます。
また、HALCCには様々なバックグラウンドを持つ学生が集まっており、HOPSの院生だけではない様々な視点から政策を考えることができるのも魅力の一つです。
今年は社会人学生も2名参加し、学生同士の交流からもたくさんのことを学ぶことができました。
HALCCは津別町の協力があってこそ活動できる団体です。地方創生グループを中心とした役場の皆さん、アツい農家さんや映像制作クリエーター、自然ガイドなどの多くの住民の皆さんの協力を得ながら、活動を行なっています。
大学院の授業だけでは関われない、アツくて楽しい津別の皆さんと関われる団体です。
実際に津別に訪れ、多くの学生がたくさんの刺激を受けているようです。
HALCCでの活動を活かして、観光系の企業に就職した人もいます。
今回は概要だけですが、今後はこちらのブログでも活動の詳細について取り上げていく予定です。
HOPSならではの課外活動、皆さんも入学した際にはぜひ参加してみてくださいネ!
文責:HOPS 14期 和泉優大